水
米
技
尾瀬の山々からの贈り物、川場村の大地が生んだやわらかな天然水
川の多いところから地名になったと言われております。初代永井庄治は、川場村の「水」に出会い、深く感動し惚れこんでこの地での酒造りを決心致しました。
その水を守るために、仕込み水が取れる沢の両脇の森を少しずつ買い足し、自然の恵みをまるごと守る取組を行ってきました。現在も、初代の意思を伝承し次世代にこの森を引き継ぐべく、森の手入れをしております。
お互いの顔が見える信頼関係と、自然との対話から丹精込めて育てられた酒米
水芭蕉の原材米は、最高級の酒米山田錦(兵庫県三木市三木・別所産)、またはテロワールを表現する川場村産雪ほたか、五百万石を使用してます。
また長野県旧鬼無里村ではひととごち米を育てていただいております。これら全て契約栽培で多くの生産者の皆さんに協力して頂き、長年お互いの顔が見えこころが繋がる信頼関係で結ばれております。
最新鋭の設備と伝統的な技の融合
日本酒は、「水」「米」そして「技」により造られます。天候などに左右される米の出来栄えも技によって質を一定に保ち、それ以上に引き上げる事もできます。技とは、麹菌や酵母菌の環境作り。如何に米の良さを引き出し、米に合わせた酒造りの空間をプロデュースするかなのです。「水芭蕉」「谷川岳」。ブランド名の通り大自然を表現した「美しく」「綺麗」な酒を、誇りある職人技で紡いでゆく…。永井酒造が目指すのはまさにそのような「自然美」。飲む人が感動し自然と盃が進んでしまうような酒をお客様へお届けするよう、日々技に磨きをかけて精進しております。